2006年08月31日

弓配列の指運評価

弓配列 X-001mikadoさんの指運解析CGIスクリプトで打鍵数・指運の評価をしてみたところ、月配列2-263とおおむね同水準だとわかりました。
サンプルによっても違うけど、月より少し良かったり少し悪かったりと、全体としては優位な差が出ない感じです。

体感的には、外来語で<:>に配置している長音にひっぱられている感があり、それが気になります。
飛鳥のように良位置にひっぱりだしたほうがいいのかもしれません。

月にしろ弓にしろ、悪指運率がだいたい3%くらいになるみたいなんですが、この3%っていうのは案外少なくはない気がします。
3%というと、1/33ですからね..。
左右分離型行段系では悪指運率が極めて低くなることを考えると、やっぱり行段系はそこが大きな利点なんだなぁと思ったり..。



弓を使っていると、[Q@:]が特に打ちづらい印象を受けます。
ただ、悪位置であることよりもQwertyローマ字で使ってこなかった位置という理由のほうが大きいのかな、と思うとここが欠点なのかは判断しかねます。

良位置・良指運を徹底するなら、[QBY@:/]を外して、6シフトなんかも案外ありなんじゃないかと思いました。
打鍵数的には厳しくなりますが、ボトルネックが少なくなるメリットは案外大きいんじゃないかなあ、と。
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2006年08月28日

数字配置のカスタマイズ

「飛鳥の数字配置」で書いた通り、私は「両人差し指が2キー、他のキーが1キー」というのが数字段の指使いの標準だと思っていました。
ちょうど以下の図のような感じです。
(指ごとに色分けしています)



これは、それぞれ列単位で指が分けられています。
少し検索してみたところ多くのページではこの指使いで解説されていました。
「Wikipedia - ホームポジション」など)


これに対して、ごく一部のページで見つけたのが、以下のような指使いです。
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posted by eisuu-kana at 21:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 数字入力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

「しゃ」が2動作であることの利点

私は行段系からカナ系へ移行する時、「しゃ」を<し>と<ゃ>に分けることに納得できるだろうか、などと考えていました。
これは、私がすぐにカナ系に行かず、行段系のMyst配列(旧eszett)を作った理由の一つでもあります。

しかし、カナ系を試してみてからは、その点にはほとんど違和感がなく、驚いています。
むしろ、「1動作で画面上に表示される文字数が常に1つ」ということがメリットに感じられました。

発音との一致という意味では、拗音・外来音の分離は発音と少し離れてしまうのでその点ではデメリットと言えます。
しかし、打鍵のレスポンスとして必ず1文字が出力されるというのは自然な印象で、充分大きなメリットと言えそうな気がします。
逆に言えば、拗音・外来音を1動作化することは、1動作で画面上に表示される文字数が1〜2になってしまう、ということでもあります。

さらに“入力規則が単純になる”というメリットがあることを考えると、[ぁぃぅぇぉゃゅょ]は1打で打つというのはやはり理に適っているように思いました。
その上で“思考発音”に近づけるために“倍速打鍵の適用”をするというのもまた、理に適っているように思います。
posted by eisuu-kana at 10:25| Comment(0) | TrackBack(1) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

拗音の1拍1打鍵・ローマ字と英語の混乱

Rayさんの記事「飛鳥も1・2ストローク混在だったという発見」にコメントを書いていたら、長くなってしまったので記事にすることにしました。

拗音の1拍1打鍵


最終的に没になっていますが、拗音に1打を割り当てることについて書かれています。
拗音・外来音は2文字で1拍です。
そのため、1打化すれば1拍1打鍵を実現できるというメリットがあります。
しかし、1打化することで覚えるキーが増え、打ちやすさも確保しづらくなるので、飛鳥の“倍速打鍵の適用”は理に適っているように思います。
それはいいのですが、一部気になった部分について書きます。

「次に打つ言葉の二番目は拗音が含まれるから、そこは小指シフトにしないと」という事前思考の
脳内コストを考えると、やはりこの案は没でしょう。

通常の“拗音分離型”カナ系ではで「社会」は「し/ゃ/か/い」と捉えることになると思いますが、
拗音を1打化した場合には「しゃ/か/い」と捉えることができます。
そのため、「二番目に拗音が含まれる」という思考にはならず、むしろ“思考音声”に近い打鍵ができるのではないかと思います。

また、「単独の小文字が13個減らせる」とありますが、13個の単独の小文字――つまり[ぁぃぅぇぉゃゅょ]――を削ってしまうと文中にもある「きぃてかぁてはぁて」のような文字のときに困ります。
使う人は一部だけだとは思いますが、「まぁね」とか「やったぁ!」なんて書きたい時や、外来音表記にこだわって「プェ」「ホィ」なんて書くときにも困ることになるでしょう。




ローマ字と英語の混乱


もうひとつ、「ローマ字打ちは外来語の英語と混乱するからまずい」ということについて。

この意見はよく見かけるように思います。
混乱が起きる人は多そうですので、ローマ字打ちにそういった問題があるという点には異論はないのですが、これは割と個人差があるのではないかと予想しています。

というのも、私は英語を習いはじめる中学の頃にQwertyローマ字入力を始めましたが、混乱は全く起きなかったんです。
なぜ混乱しなかったのかは自分でもよくわかりませんが、「Shift」と「シフト」をはっきりと“別物”として認識してきたということかもしれません(?)
posted by eisuu-kana at 10:41| Comment(6) | TrackBack(1) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

プリフィクス型カナ系と行段系

ローマ字なんて、シフトキーが21個ある多段シフトカナ配列です。
文字キーが5個しかないので、とんでもなく効率が悪いですが。

ketttさんの日記より。


行段系って逆の見方をすれば、複雑なシフト構造をローマ字連想によってなんとかしている、とも言えそうですね。
左右分離型ではカナ系にはないメリットとして、悪指運・微悪指運を徹底的に排除できるということがあります。

私はこれにかなり魅力を感じて、行段系のMyst配列(旧eszett)を作りました。
プリフィクスシフトを試してみて、打鍵数の重要性と、連想を使わないメリット、それからカナ系でも運指をかなり改善できるということに気づいて、カナ系に移行しました。

プリフィクス型カナ系で今一番違和感を感じているのが、各カナの打鍵数のばらつきです。
<か>が1打で、<あ>が2打というのは、発声との一致や打鍵リズムという面から見るとかなりまずい感じがします。
その点行段系は打鍵数が多い代償として、ある程度の発声との一致を実現しているように思います。

そんな感じで、ローマ字(行段系)でも左右分離型ではプリフィクス型カナ系と比べると案外色々メリットがあるような気がします。
やはり打鍵数が多いのは致命的ですが..。

そういう意味では低打鍵数と、打鍵リズム/発声との一致を両立できる同時シフト系に利があるのかなあ、という気がします。

と、こんなことを書いている間に飛鳥エミュを作れるスキルを見につけるべきかもしれませんが...。
そんなことは一朝一夕にはできませんねorz

あっ、連続シフトしない小梅配列なら、Teslaでも行けるかもしれませんね。
Tesla自体がLeopardに向けての不安材料になりますが..)
posted by eisuu-kana at 16:32| Comment(2) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

弓配列のつぎへ

弓配列 X-001にいくつか不満な点が出てきたので、弓配列でわかったことを踏まえて、もう一度配置しなおしてみたいと思っています。
それで色々配置テストをしてみているのですが、なかなかいい配置ができてこないので、いったん配置方針を自分で再確認してみようと思います。


全体的な配置方針

なるべく、1拍(1モーラ)の打鍵速度や打ちやすさを平均化、そして発音に近い打鍵ができるのを一つの目標とします。

打鍵数を少なくするのは重要ということがわかっているので、打鍵数はなるべく低減するようにしたいと思います。
プリフィクスシフト方式では、シフト側文字は単純に打鍵数が2倍になることもあるので、なるべく高頻度文字を1打にしたいと思います。
月配列2-263の打鍵数を目安とします。

運指は特に重要視します。特に、悪指運はなるべく少なくしたいところです。

弓配列 X-001は少し各指使用比率が平坦すぎる印象があるので、人差し指を中心としたゆるやかなピラミッド型を目指そうと思います。

また、古文調や歴史的かなづかいも多少は考慮したいと思います。


配置する文字

弓配列 X-001と同じく、基本はクロスシフトで一部のみストレートシフト・清濁分置・小指張り出しを含めた32キーを使用、とします。
場合によっては<->も入れて33キーにするかもしれません。

配置する文字は、[ヴゐゑゎ]を含めた清音濁音、[、。?!@;:゛゜「」]の記号とします。
わゐゑをの濁音、ヵヶ、アイヌ語に使う小書き文字はとりあえず配置しません。

<Q><Y><B><@><;></>には1打に配置するカナのうちなるべく頻度が低いカナを置きます。
これらの遠いキーは打ちづらいキーではありますが、前後の連接が異手であれば、だいたい問題ないように思うので、なるべく前後の連接が異手になるようにします。


以下に優先したい文字などを挙げていきます。

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posted by eisuu-kana at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月17日

飛鳥の数字配置

飛鳥カナ配列では、7215469803というふうに数字が変則的に配置されています。
最初は「なにこれ?!」と思いましたが、作者のRayさんの説明によると、頻出数字を打ちやすくしているということらしいです。

もちろん、あの並べかたは100人、5000円札、2万人位とか、アバウトな日常的、文系的文章での 数字の出現率と打ちやすさを一致させたものなので、細かい正確な数字をたくさん打つ 経理とか理系の文章を打つことが多い人は、従来の123並びがいいと思います。

なるほどと思い、少し試してみると、確かによく出てくる012などが打ちやすいのがわかります。
数字が123..というように並んでいるのは、覚えやすい利点がありますが、右に行くほど多いなどと覚えているわけではなくて、あくまでも位置なので、123..である必要はないように思います。
ただ、少し気になった点があります。
Rayさんは以下のような説明もされています。

数字キーの担当の指は正統的なタイピングの指使いになっています。 つまり、出現率最高の1と0は一番長い中指をすっと伸ばせば他のキーを上に 連れて行かなくてもすむ3と9のキー上にあります。

数字においては、両人差し指が2キー、他のキーが1キーを担当するのが通常と思っていたので、
「正統的な指使いというと、0を打つ<9>の位置は薬指になるのではないか」と
思ったのですが、 おそらくRayさんの言う「正統」と私の思っていた「正統」が違っているようです。
(「どちらが正統か」ということは問題にしていません)

Rayさんの説明通りの指分担だと、右人差し指か、左人差し指が3キーを担当するということになるんでしょう。
これは小指の負担が減るというメリットがあるので、「両人差し指が2キー、他のキーが1キー」のほうが必ずしもいいとは思いません。

ただ、「両人差し指が2キー、他のキーが1キー」という指使いに慣れている人には、7215468039のような並びの方がいいのではないかと思いました。
posted by eisuu-kana at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 数字入力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

弓配列のこと 〜 4段配列の利点

このところ、自分で作った弓配列 X-001版を使っています。
使っていて不満な点は色々出てきましたが、他の中指プリフィクスシフト系に比べると、私にとっては良さそうな感じです。
ただ、右手小指連続が若干多い点が気になっています。

「打鍵数を抑えつつ、拗音・カタカナ語を打ちやすくする」というのは概ね達成できたと思います。

各指使用比率は、おおざっぱに言って人差し指から6:5:5:3といった感じのようです。
人差し指や中指がそれほど多くない分、薬指と小指の比率が高いです。
(これは長所なのか短所なのか..?)

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posted by eisuu-kana at 09:23| Comment(2) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

行段系カナ配列 Myst配列 [004rh]

前回のエントリに書いた通りいくつかの変更をしたので、Myst配列 004-rhとして公開します。
今回から名前をeszettからMyst配列に改めることとします。

子音・母音配置はこれで確定で、後は記号を入れ替えるか、拡張部を追加するくらいになると思います。
配置がほぼ固まってきたのでX(experimental)を取って004-rhとします。
(rhはRight Handで右利き用の意味)

以下に配列表を示します。
(<ゎ>は菱/Win版にはないので注意)


基本配列
 
左小左薬左中左人左伸 右伸右人右中右薬右小
XM MwR RwD DhB V   YE A E  
N NwS SwT ThK QH F YA I U O YO
Y W WhZ ZwG GwP Pw YU WA   


入力方法

左手(子音)→右手(母音 または 拗音)での入力を基本とします。
[あいうえおんーっ、。?!]は右手1打鍵で入力します。

小書き文字は<X>+母音で入力します。
外来音は子音+<N>+母音などの3打鍵でも入力できます。
これはよく使う外来音にだけ使うといいでしょう。

以下に外来音規則を示します。

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posted by eisuu-kana at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

良指運か、省打鍵か

eszett X-004-rhでは、GとBを入れ替え、Pがあった位置に小書き文字用のXを配置、Pを人差し指伸下段に移動、ブェ・ホィなどの低頻度外来音の入力を追加、となる予定です。
定義ファイル作成を作り次第載せます。

以下、とりとめもなく雑記。


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posted by eisuu-kana at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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