使っていて不満な点は色々出てきましたが、他の中指プリフィクスシフト系に比べると、私にとっては良さそうな感じです。
ただ、右手小指連続が若干多い点が気になっています。
「打鍵数を抑えつつ、拗音・カタカナ語を打ちやすくする」というのは概ね達成できたと思います。
各指使用比率は、おおざっぱに言って人差し指から6:5:5:3といった感じのようです。
人差し指や中指がそれほど多くない分、薬指と小指の比率が高いです。
(これは長所なのか短所なのか..?)
弓配列を始めてわかったこと
弓配列を始めてから気付いたのが、打鍵数は重要っていうことです。打ちにくいとされる<Q>や<@>のような位置も、前後の連なりがしっかりと考慮されていれば、ホーム段の2打よりもいいと思いました。
この辺りは個人差もあるのかな、と思いますが。
それから、交互打鍵を最重要視する必要はないんだな、とも思いました。
(この点はkouyさんが「アルペジオは交互打鍵より強い」で言及されていますね)
行段系のMyst配列では、悪指運排除の徹底を目指して、左右分離にしましたが、同指でも人差し指だったり、低頻度だったりしたらさほど問題にならないと感じました。
むしろ打鍵数が減るメリットのほうが大きいと。
3段より4段?
打鍵数が減ったほうがいいということになると、4段配列もいいんじゃないかという気がしてきます。先日ローナ作者のWineさんも4段配列のすゝめで、数字段でも中指・薬指を伸ばす位置はそれほど打ちにくくなく、活用できそうだということを書かれていました。
4段配列といえば、龍配列とJISカナ改がありますが、
龍配列は“かにホームポジション”な所が、JISカナ改は濁点後置なところが納得いかないので、4段をやるとしたら1から作ることになりそうです。
(“かにホームポジション”(人差し指が<T>と<I>なホームポジション)は、英字配列と違うホームポジションになる所を問題視しています)
4段であれば連なりにかなり気をつけなければならないので、打ちやすくするのも大変な気もしますが、配置によっては3段の中指・薬指シフトなどよりも快適になるかもしれません。
ただ、やはり数字と一部の記号が1打で打てなくなるのが痛い気がします。
そこが4段配列の一番の問題というか..。
やっぱり飛鳥をやってみたい!でも..
総合的に見ると、どちらも1字1打鍵の親指シフト系には勝てないような気がします。といっても、実際使ったことがないのですが..。
Mac OS Xで飛鳥が使えるなら是非試してみたいところです。
少し検索してみると、tastieraさんが、ブログでMacでの飛鳥の使用について書かれていました。
Teslaというアプリで飛鳥が使えるものの、NICOLA用のアプリなので連続シフトができない、ということらしい。
さらに、TeslaはTiger用のバイナリが用意されてなく、自分でビルドしなければならないらしいです。
Leopardでは使えるかどうかも怪しいので、すでに修得しているならともかく、一から覚えるにはちょっと賭けになりそうです。
結局EGBRIDGEのローマ字定義で使える範囲にするのが無難でしょうか..。
とりあえず私は、弓配列 X-001版よりしっくりくるものが見つかるか作れるまで、弓配列 X-001版を使っていようと思います。
4段配列が最強というのは相当あり得ると思っているんですが、3段で手首をまったく動かさない方法が魅力的に感じているのでなかなか踏み切れないなあー、って感じです。
記号と数字は、何とかなるんじゃないでしょうか。自作配列ならシフトは小指やら親指やら中指やら増やせるから。
実際、私は数字入力は[スペース](左手親指)+右手ホーム周辺に割り当てていて、最上段はほとんど使っていません。
シフトは苦肉の策というか..。
通常のキーボードではシフトなしが実現できないから、何らかのかたちで導入するしかないんですね。
4段がいいんじゃないかと思ったきっかけは、JISカナ使いの知人と話していて、4段をまったく苦にしていないようだったことなんです。
それでも、3段→4段ではおおざっぱに計算して、打鍵数10〜15%カットくらいなので、それだったら範囲が狭い方がいいんではないか?とも思います。
どんな配列がいいかは、それぞれの人の適性によるところが大きいかもしれませんね。
「数字入力は[スペース](左手親指)+右手ホーム周辺」というのはなかなかよさそうですね。
私も数字を最上段なしで打てないものかと思っていました。
Macでの導入方法があればいいのですが..。