標準の上段10キーということ自体を変えてしまうということもできるのですが、記号の配置の問題があるので、今回は標準の10キーを使うこととします。
指使いを考慮する
数字段は指使いにバリエーション、個人差が多いようです。配置にあたってはこれにともなった各位置の打ちやすさ、同指連接を考慮するとよさそうです。
具体的には個人差も含めて、だいたい以下のような感じだと思います。
| 位置 | 使用する指 |
| 1 | 左小指 | 左薬指 |
|---|---|
| 2 | 左薬指 |
| 3 | 左中指 |
| 4 | 左中指 | 左人差し指 |
| 5 | 左人差し指 |
| 6 | 左人差し指 | 右人差し指 |
| 7 | 右人差し指 |
| 8 | 右人差し指 | 右中指 |
| 9 | 右中指 | 右薬指 |
| 0 | 右薬指 | 右小指 |
同指連接に関しては、<1><2>位置,<3><4>位置,<4><5><6>位置,<6><7><8>位置を考慮すれば充分でしょう。
この点に配慮しつつ配置していくことにします。
配置の再検討
Duskで特にしっくり来ない印象だったのが、4です。これは飛鳥で標準の4と5をひっくり返した配置をそのまま採用していたわけですが、実際に使っていて、4より5を優先する必然性がないような気がしてきました。
つまり、4より5の出現率が高いという気がしなかったのです。
参考資料として、みのりさんによる漢直ノート ひらがな1-gram表から数字部分だけを抜き出してみます。
| 使用回数 | |
| 1 | 714 |
|---|---|
| 2 | 683 |
| 0 | 557 |
| 3 | 423 |
| 4 | 258 |
| 5 | 237 |
| 6 | 148 |
| 7 | 145 |
| 8 | 143 |
| 9 | 99 |
これを見ると、僅差で5より4が多いようですね。どちらが多いかは文章の差で変わる程度と言っていいでしょう。
そうなると、乗り換えコストとショートカットキーとの関連を考えると、標準の4,5並びのほうが良さそうな気がします。
先ほどの使用回数表を見てみると、
1 > 2 > 0 > 3 > 4 = 5 > 6 = 7 = 8 > 9
だいたいこんな感じになっています。
これは私の実感とほぼ一致しています。
まず、最下位の9は一番遠い<6>位置ということでよさそうです。
[678]は僅差なので、標準互換優先ならば[78]を標準位置、6を<1>位置に配置、
そうでなければ個人差を反映した配置にするとよさそうです。
[0123]は頻度を考えると、飛鳥の配置のままでよさそうですね。
標準互換優先なら、0と3を入れ替えるというのもいいかもしれません。
最後に、以上の方針を元にした配置案のリストを示しておきます。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 飛鳥カナ配列 | 7 | 2 | 1 | 5 | 4 | 6 | 9 | 8 | 0 | 3 |
| Dusk X-002 | 7 | 2 | 1 | 5 | 4 | 9 | 8 | 6 | 0 | 3 |
| Dusk X-003 候補1 | 7 | 2 | 1 | 4 | 5 | 9 | 8 | 6 | 0 | 3 |
| Dusk X-003 候補2 | 7 | 2 | 1 | 4 | 5 | 9 | 6 | 8 | 0 | 3 |
| Dusk X-003 候補3 | 6 | 2 | 1 | 4 | 5 | 9 | 7 | 8 | 0 | 3 |
| Dusk X-003 候補4 | 6 | 2 | 1 | 4 | 5 | 9 | 7 | 8 | 3 | 0 |
| Dusk X-003 候補5 | 9 | 2 | 1 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 3 | 0 |
| Dusk X-003 候補6 | 9 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 1 | 0 |
乗り換えやすさと頻度のバランスを考えると候補5が一番かもしれません。
修飾キーに使うショートカットを標準配置のまま使う場合、配置の統一性のメリットもあります。
Duskでは、とりあえず4,5を標準配置に戻すのは決定として、6789などをどうするかはもう少し考えてみることにします。
※追記 候補6を追加しました。これならほぼ標準互換のままで充分に入力しやすくなりそうです。
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