2006年08月24日

拗音の1拍1打鍵・ローマ字と英語の混乱

Rayさんの記事「飛鳥も1・2ストローク混在だったという発見」にコメントを書いていたら、長くなってしまったので記事にすることにしました。

拗音の1拍1打鍵


最終的に没になっていますが、拗音に1打を割り当てることについて書かれています。
拗音・外来音は2文字で1拍です。
そのため、1打化すれば1拍1打鍵を実現できるというメリットがあります。
しかし、1打化することで覚えるキーが増え、打ちやすさも確保しづらくなるので、飛鳥の“倍速打鍵の適用”は理に適っているように思います。
それはいいのですが、一部気になった部分について書きます。

「次に打つ言葉の二番目は拗音が含まれるから、そこは小指シフトにしないと」という事前思考の
脳内コストを考えると、やはりこの案は没でしょう。

通常の“拗音分離型”カナ系ではで「社会」は「し/ゃ/か/い」と捉えることになると思いますが、
拗音を1打化した場合には「しゃ/か/い」と捉えることができます。
そのため、「二番目に拗音が含まれる」という思考にはならず、むしろ“思考音声”に近い打鍵ができるのではないかと思います。

また、「単独の小文字が13個減らせる」とありますが、13個の単独の小文字――つまり[ぁぃぅぇぉゃゅょ]――を削ってしまうと文中にもある「きぃてかぁてはぁて」のような文字のときに困ります。
使う人は一部だけだとは思いますが、「まぁね」とか「やったぁ!」なんて書きたい時や、外来音表記にこだわって「プェ」「ホィ」なんて書くときにも困ることになるでしょう。




ローマ字と英語の混乱


もうひとつ、「ローマ字打ちは外来語の英語と混乱するからまずい」ということについて。

この意見はよく見かけるように思います。
混乱が起きる人は多そうですので、ローマ字打ちにそういった問題があるという点には異論はないのですが、これは割と個人差があるのではないかと予想しています。

というのも、私は英語を習いはじめる中学の頃にQwertyローマ字入力を始めましたが、混乱は全く起きなかったんです。
なぜ混乱しなかったのかは自分でもよくわかりませんが、「Shift」と「シフト」をはっきりと“別物”として認識してきたということかもしれません(?)
posted by eisuu-kana at 10:41| Comment(6) | TrackBack(1) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

プリフィクス型カナ系と行段系

ローマ字なんて、シフトキーが21個ある多段シフトカナ配列です。
文字キーが5個しかないので、とんでもなく効率が悪いですが。

ketttさんの日記より。


行段系って逆の見方をすれば、複雑なシフト構造をローマ字連想によってなんとかしている、とも言えそうですね。
左右分離型ではカナ系にはないメリットとして、悪指運・微悪指運を徹底的に排除できるということがあります。

私はこれにかなり魅力を感じて、行段系のMyst配列(旧eszett)を作りました。
プリフィクスシフトを試してみて、打鍵数の重要性と、連想を使わないメリット、それからカナ系でも運指をかなり改善できるということに気づいて、カナ系に移行しました。

プリフィクス型カナ系で今一番違和感を感じているのが、各カナの打鍵数のばらつきです。
<か>が1打で、<あ>が2打というのは、発声との一致や打鍵リズムという面から見るとかなりまずい感じがします。
その点行段系は打鍵数が多い代償として、ある程度の発声との一致を実現しているように思います。

そんな感じで、ローマ字(行段系)でも左右分離型ではプリフィクス型カナ系と比べると案外色々メリットがあるような気がします。
やはり打鍵数が多いのは致命的ですが..。

そういう意味では低打鍵数と、打鍵リズム/発声との一致を両立できる同時シフト系に利があるのかなあ、という気がします。

と、こんなことを書いている間に飛鳥エミュを作れるスキルを見につけるべきかもしれませんが...。
そんなことは一朝一夕にはできませんねorz

あっ、連続シフトしない小梅配列なら、Teslaでも行けるかもしれませんね。
Tesla自体がLeopardに向けての不安材料になりますが..)
posted by eisuu-kana at 16:32| Comment(2) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

弓配列のつぎへ

弓配列 X-001にいくつか不満な点が出てきたので、弓配列でわかったことを踏まえて、もう一度配置しなおしてみたいと思っています。
それで色々配置テストをしてみているのですが、なかなかいい配置ができてこないので、いったん配置方針を自分で再確認してみようと思います。


全体的な配置方針

なるべく、1拍(1モーラ)の打鍵速度や打ちやすさを平均化、そして発音に近い打鍵ができるのを一つの目標とします。

打鍵数を少なくするのは重要ということがわかっているので、打鍵数はなるべく低減するようにしたいと思います。
プリフィクスシフト方式では、シフト側文字は単純に打鍵数が2倍になることもあるので、なるべく高頻度文字を1打にしたいと思います。
月配列2-263の打鍵数を目安とします。

運指は特に重要視します。特に、悪指運はなるべく少なくしたいところです。

弓配列 X-001は少し各指使用比率が平坦すぎる印象があるので、人差し指を中心としたゆるやかなピラミッド型を目指そうと思います。

また、古文調や歴史的かなづかいも多少は考慮したいと思います。


配置する文字

弓配列 X-001と同じく、基本はクロスシフトで一部のみストレートシフト・清濁分置・小指張り出しを含めた32キーを使用、とします。
場合によっては<->も入れて33キーにするかもしれません。

配置する文字は、[ヴゐゑゎ]を含めた清音濁音、[、。?!@;:゛゜「」]の記号とします。
わゐゑをの濁音、ヵヶ、アイヌ語に使う小書き文字はとりあえず配置しません。

<Q><Y><B><@><;></>には1打に配置するカナのうちなるべく頻度が低いカナを置きます。
これらの遠いキーは打ちづらいキーではありますが、前後の連接が異手であれば、だいたい問題ないように思うので、なるべく前後の連接が異手になるようにします。


以下に優先したい文字などを挙げていきます。

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posted by eisuu-kana at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

弓配列のこと 〜 4段配列の利点

このところ、自分で作った弓配列 X-001版を使っています。
使っていて不満な点は色々出てきましたが、他の中指プリフィクスシフト系に比べると、私にとっては良さそうな感じです。
ただ、右手小指連続が若干多い点が気になっています。

「打鍵数を抑えつつ、拗音・カタカナ語を打ちやすくする」というのは概ね達成できたと思います。

各指使用比率は、おおざっぱに言って人差し指から6:5:5:3といった感じのようです。
人差し指や中指がそれほど多くない分、薬指と小指の比率が高いです。
(これは長所なのか短所なのか..?)

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posted by eisuu-kana at 09:23| Comment(2) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

行段系カナ配列 Myst配列 [004rh]

前回のエントリに書いた通りいくつかの変更をしたので、Myst配列 004-rhとして公開します。
今回から名前をeszettからMyst配列に改めることとします。

子音・母音配置はこれで確定で、後は記号を入れ替えるか、拡張部を追加するくらいになると思います。
配置がほぼ固まってきたのでX(experimental)を取って004-rhとします。
(rhはRight Handで右利き用の意味)

以下に配列表を示します。
(<ゎ>は菱/Win版にはないので注意)


基本配列
 
左小左薬左中左人左伸 右伸右人右中右薬右小
XM MwR RwD DhB V   YE A E  
N NwS SwT ThK QH F YA I U O YO
Y W WhZ ZwG GwP Pw YU WA   


入力方法

左手(子音)→右手(母音 または 拗音)での入力を基本とします。
[あいうえおんーっ、。?!]は右手1打鍵で入力します。

小書き文字は<X>+母音で入力します。
外来音は子音+<N>+母音などの3打鍵でも入力できます。
これはよく使う外来音にだけ使うといいでしょう。

以下に外来音規則を示します。

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posted by eisuu-kana at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

良指運か、省打鍵か

eszett X-004-rhでは、GとBを入れ替え、Pがあった位置に小書き文字用のXを配置、Pを人差し指伸下段に移動、ブェ・ホィなどの低頻度外来音の入力を追加、となる予定です。
定義ファイル作成を作り次第載せます。

以下、とりとめもなく雑記。


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posted by eisuu-kana at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月31日

中指・薬指シフト系カナ配列「弓配列」X-001

ひさしぶりにWindowsを使うことができて、eszett X-00x系の菱ファイルを試してみたんですが、書式が間違っていたらしくエラーが出てしまいました。
これはeszett X-004-rhで修正版を出すことにします。

さて、前回に続き、中指シフト系カナ配列を、実用レベルまで作ってみました。
配列名は弓弦月(ゆみはりづき)や、アルテミス(しばしば月の女神とも言われる弓使いの女神)などから、弓配列としました。
バージョンはX-001(試作版1・Experimental-001)とします。

以下に配列表を示します。

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posted by eisuu-kana at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月28日

快適な入力方式とは 〜 中指シフトかな系を自作してみる

eszett X-003-rh星配列月配列 U9RCなどと打ちくらべていたら、打鍵数の多さが気になってきました。 少々打ちにくい場所があっても、たまに悪指運があっても、打鍵数が少ないほうがいいのかもしれない、と。
月や星を試してみるまでは、小指伸あたりはかなり打ちにくい気がしていたのだけど、前後の運指さえよければ案外問題ないんじゃないかと思えてきたんです。

eszett X-003-rhでは、悪指運の低減、ホームポジション率の増加、ルールの単純化などを優先したので、打鍵数がQwertyローマ字入力とほぼ同じになってしまっています。
左右分離型の行段系は、運指的にはかなりいいものが作れるんだけど、打鍵数を減らすのは難しい。
SKY配列的な連母音拡張、Km式的な入音拡張などを導入すればある程度打鍵数が稼げるのだけど、シンプルじゃなくなって嫌だなあ、と思ったり。
それも慣れでどうにかなりそうな気もしますが。
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posted by eisuu-kana at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

eszett X-004-rhでの課題

このところ自作のeszett X-003-rhでの入力をしているんですが、シンプルな行段系っていう方向性ではおおむね良好かなと思っています。

それでも気になる点はいくつかあるので挙げてみます。
  1. 「っ」とが少し遠く感じる
  2. 「が行」とが少し遠く感じる
  3. 「ざ行」が少し打ちづらい
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posted by eisuu-kana at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

英数/かな両用入力方式 Æ配列 X-001(仮)

eszett X-00x系を使っていて、ふと思いつきました。
これは少し変更すればDvorakJPみたいに、かな/英数両用の配列が作れるんじゃないかなと。

そういうわけで、かな/英数両方に適した配列を試作してみました。
とりあえずÆ配列 X-001(アッシュ配列)と呼ぶことにします。

以下に配列図を示します。

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posted by eisuu-kana at 03:23| Comment(47) | TrackBack(0) | かな/カナ入力方式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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